つわものども(再)

昨日はやっぱり疲れてたんでしょうか。書いたものを今日読み返したら、意味分からん!!
ということで、書き直し。

暴風雨明けの日曜日、久し振りに房総方面へ行きたくなって、なつかしい場所へ行ってみることにしました。
茂原近郊にある衛星通信局2箇所。90年代に国際通信の主役を担っていました。
千葉にあるのは太平洋上の静止衛星用のパラボラアンテナ。
インタネットの発展に伴い、大量のトラフィックをさばける海底ケーブルに主役の座を奪われ、もうパラボラアンテナも取り外されていると聞いていました。

まず向かったのは、旧日本国際通信ITJ)の局。 おや、アンテナこそなくなっていますが、どうやら局としては活用されているようできれいに整備されています。20年以上前、入社した直後に施設見学で来たことがありました。電波障害を受けにくいよう山間にひっそりと建っています。

そしてお次は、旧国際デジタル通信IDC)の局。 何度も道を間違えやっとたどり着きました。こちらは廃局になっているようです。局舎周辺に草が生えていました。まさに今日のタイトル「つわものどもが夢の跡」という感じです。国際トラフィックのかなりの比率がここを通過して日本全国に届けられていたはずです。その役目は終えてしまったのですね。

ちなみにKDDの衛星局は茨城県にありました。そしてもう1カ所、インド洋衛星に向かっている衛星通信局が山口県にありました。こちらは比較的最近まで運用されていたはずですが、数年前に運用を終了したというニュースが流れていました。

ということで目的地2カ所を回って、無事帰宅。距離は140キロ、走行時間は5時間半ほどでしたが、道に迷っては止まってばかりいたので、7時間くらいかかってしまいました。でも房総が比較的近いことがわかりましたので、また別の場所へ行ってみたいと思います。